2017年12月13日水曜日

パリ政治学院ル・アーブル校での学生生活について


自己紹介

初めまして!去年の8月からパリ政治学院のル・アーブル校に通っている慶應義塾大学2年、中関令美です。今回が初めてのブログ投稿になりますが、大学の紹介やル・アーブルでの生活について紹介させていただきます。


パリ政治学院ル・アーブル校とは
パリ政治学院は、フランスのグランゼエコールの一つで、主に公共政策や国際関係学で有名な大学です。パリ政治学院と聞くと、名前の通り、パリにある校舎を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はパリを初め、Le Havre, Poitiers, Dijon, Menton, NancyReimsにキャンパスがあります。私の通っているル・アーブルキャンパスは主にヨーロッパとアジアの関係を学ぶカリキュラムが組まれています。他のキャンパスと比べるととてもインターナショナルなキャンパスです。アジアとヨーロッパの国々を初め、35ヶ国以上の国から学生が集まっています。

                                               海に面する校舎   

授業について
ル・アーブルキャンパスでは授業のほとんどが英語で行われています。一年生では、必須科目のEconomics, Political Institutions, History, Political Science, Sociologyなどを受講し、他に語学や選択科目を受講します。2年生からはEconomics, Law, Historyの3つの中から専攻を決め、語学や選択科目とともに専攻した分野の理解力を深めるカリキュラムが組まれています。私は慶應で経済学を専攻しているのでパリ政治学院でも経済学を専攻しています。また、ヨーロッパ・アジアキャンパスということもあって、フランス語を初め、アジアの言語の授業も充実しています。私はフランス語、中国語、そしてインドネシア語を学んでいます。

ル・アーブルの良さ
ル・アーブルはパリから電車で2時間のノルマンディー地方の小さな港町で、雨が降る日が非常に多くて、台風なみの激しい風が吹く日も珍しくないですが、とても暮らしやすい町です。少し歩けば海で、天気の良い時は気分転換によく友達と海辺でピクニックをしたりします。また, アジアンマーケットもあり、日本のお米、うどん、カレーのルーやお好みソースも手に入ります。パリより物価が安いので、生活面では非常に助かります。そして、ノルマンディー地方の様々な観光スポットにも気軽に行けます。ルーアン、オンフルール、エトルタやモンサンミッシェルに日帰り旅行ができるのでとても便利です。




                                                       ル・アーブルの海辺



       エトルタ
                 

留学について
私は慶應義塾大学経済学部PEARLとパリ政治学院のダブルディグリー生として2年間ル・アーブルに滞在しています。ル・アーブル校とダブルディグリー制度を儲けている大学は慶應を初め、コロンビア大学、香港大学やシンガポール国立大学などがあります。普通の留学とは違い、2年間の留学になるので、半年や一年だけでは経験できないことや感じることがたくさんあると思います!ぜひこのプログラムに興味を持っていただけたら嬉しいです。                                           モン・サン・ミシェル                                                                 

私がフランスの大学に2年間通うと思った理由はたくさんありますが、一番大きな理由は自分の視野をもっと広げたかったからです。私は日本で生まれ、高校生までアメリカで育ったので、今度はヨーロッパで学び、異文化の中でより広い視野を得たいと考えました。様々な国の友達とお互い切磋琢磨しながら勉強に励むことのできる環境に感謝しながら残り半年のフランス生活を全力で楽しみたいと思います。














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