2013年10月29日火曜日

ESSECと日常生活の紹介

 みなさん、こんにちは!
 ESSEC Business School留学中の、慶應義塾大学経済学部3年 榎本高之と申します。
 
 前回はブログ紹介でしたので、本編としては初投稿です。 
 初回はESSECの紹介や生活をはじめてみた直近の状況からお伝えしたいと思います。

ESSEC Business Schoolって?】
フランス、パリ近郊(凱旋門から電車で30分ちょっとです!) にある商業系グランゼコール。(グランゼコールというのはフランス特有の教育制度に基づく呼称なので説明が難しいのですが、大学とは別に、専門的な分野に特化した教育機関です) 日本ではエセック経済商科大学院大学と訳されることが多いです。
 通常のMBA取得のほか、ラグジュアリーブランドマネジメントやファイナンスに強みをもっているグランゼコールです。私はBusiness Administrationを専攻しているほか、教授に頼んで上記ラグジュアリーブランドマネジメント(世界トップの評価)の授業をはじめとして様々な講義に参加させていただいています。ファイナンスも世界的に評価が高く、いい経験と思ってマスターの講義に参加しています。単位は慶應でたくさん取ったので気にする必要もなく、単位のこないMBAクラスなども学問的関心のすすむままに聴講したりしますます。少し大変ですが。
 実際の講義の様子は改めて報告させてください。


【生活はどんな感じ?】
 Weekdayは勉学に勤しみ、時間ができるとパリ観光(慣れてくるともはや観光というより雰囲気を楽しむだけ?笑)。日本からロードバイクをもってきたので、サイクリングにいったりもします。20年間実家暮らしだったので、初めてのヨーロッパで学校の近くに居を構え一人暮らしをする生活は、これまでと全く違う世界にいるようで、とても刺激的で楽しいです。授業はケーススタディやプレゼンテーション、ディスカッション、グループワーク等のように、日本的な講義形式の授業とは一味違った、より主体性・積極性の求められる授業が多いです。ふと振り返るとフランスに来る前にゼミで没頭したディベートがかなり役にったっているような。
週末は遠出してフランスの他地域やヨーロッパの他の国をまわります。気軽に国境を越えてたくさんの国を五感で感じられることもヨーロッパ留学の醍醐味ですね。日本のパスポートは本当にすごい。フランス近辺ではビザが要るのはロシアだけです。北アフリカも基本的に不要。

【実際パリってどうなの?】
 建物の何から何までが洗練されています。ちょっとした住宅も、いちいち荘厳でみとれてしまいます。どっかの海賊マンガとかで「この地には、、、、燦然たる歴史がある、、、、、、!!!!!」みたいなセリフがでてくるタイプの街です。(?)というかフランスは全体的にそうですね。ノルマンディーも旅行してきたのでまた今度。
 芸術の都といいますが、ふとGoogle検索してみると美術館の異常なほどの多さに気付きます。東京と比べると街は小さいものの、自分だけの場所をみつけられるような、一つ一つの場所に個性を感じる飽きのこない街。
 観光客は本当に多いですが、地元のパリジャン・パリジェンヌは彼らとうまく共存しているなーと思います。そしてみんな誇り高い雰囲気。この街を見る限り、ヨーロッパが深刻な経済問題を抱えているようにはとても思えないんです。こんなに高いフランス料理をこんなにたくさんの人が笑顔で楽しんでいるなんて!経済問題・社会問題に関するトピックは今後しっかりと考察していきたいと思います。

 今回は初回ということでテーマを絞りすぎず全体的な紹介にとどめました。
 また次回!

慶應義塾大学経済学部3年(ESSEC Business School留学中)
榎本高之










リヨンに到着

こんにちは!

2013年8月下旬から、フランスのリヨン第3大学に留学している稲葉結菜です。

リヨン(Lyon)は、フランスの南東部、ローヌ=アルプという地域に位置し、
パリに次ぐ、フランス第二の都市といわれ、美食の街としても有名です。

リュミエール兄弟により映画が発祥したのもこの街、リヨンです。

私は、今まで旅行でも留学でも海外に行った事がなく、今回の留学が初めての海外ということで、初海外が一年の留学?!と驚かれることも多かったのですが、今のところ大きな問題もなく、楽しい生活を送っています。

初めての海外は驚くことが多く、毎日が新鮮でした!いや、今でも新鮮です。(この感覚忘れちゃだめですよね)
もう慣れましたが、パン屋さんやスーパーで買い物するのも最初はドキドキでした笑

一ヶ月ちょっと住んでみての感想は、リヨンはとても住みやすい街であるということ。リヨンには親切な人が多く、話しかけると気さくに応じてくれます。

また交流していく中で、リヨンに住んでいるフランス人は、リヨンが大好きであるということを強く感じました。そのおかげか、私もリヨンがより好きになりました。
観光ならパリだと思いますが、一年住むこと、生活面を考えるとリヨンもオススメです。
リヨンは、パリへTGV(国鉄の新幹線)で2時間、フランス国外へも直通で行けたりと、交通の便が良いところも魅力の一つです。

フランスでの私の日常は、平日は、授業を受け、勉強に追われつつも夜はSoirée(パーティー)に行ったり、休日は、街を散策したり、美術館や映画館に行ったり、近場を旅行したりしています。
やりたいこと(あるいはやらなきゃいけないこと)が多すぎて、あっという間に一年間過ぎてしまいそうです。

このブログを通じて、留学生としてのリアルな声をお伝えできればと思っています。

では! A bientôt.











[caption id="" align="alignnone" width="320"] 教室からみた大学の中庭[/caption]

2013年10月28日月曜日

周りの環境について―ストラスブール

こんにちは、私はストラスブール政治学院に派遣留学をしています。こちらへきて1ヶ月が経ちました。今回は周りの環境について書こうと思います。

まずストラスブールという街について、一言で表すなら「毎日がディズニーランド」です。いや、過言ではなくて()(ネットなどで写真を見てみてください!)
パリとは全く雰囲気が異なり、可愛いと表現するのが適切ですね。また、EUの首都と呼ばれているのでEU主要機関や外交施設が密集する治安の良い国際都市です。寮の目の前は欧州議会とEU理事会で、通学には数々の外交官の邸宅を抜けていきます()

 次に周りの友達について。とにかく多国籍ですね。仲の良いメンバーでも20カ国以上の多様さです。また世界各地の有名大学から政治学院に留学してくるので、彼らはとんでもないエリート達です。常に世界を視野にいれています。シリア情勢についてフランス語で話していたはずが前置詞から英語に変わり、ロシア人が参入してきてロシア語で話していたりドイツ語で話していたりと語学力も長けています()。一気に周りの環境が変わった自分は皆についていくのが必死ですが、自分も会話に参加できるように1学期目は語学に力を入れたいと思っています。

最後に留学をするにあたって大変だったことを少し。出発前も現地到着後も、とにかく行政手続きと書類提出に忙殺されます。全く文化も違う国で生活するわけなので当然のことですが、留学をお考えの方は慎重に抜け目なくクリアしてください。やっと自分も一段落したところですが、限られた留学生活を台無しにしないようにこれからも気をつけたい点です。

まだまだ留学生活がはじまったところですが、自分も皆さんも挑戦あるのみだと思っています。N'hésite pas!  Pourquoi pas!

同志社大学
法学部政治学科
阿部健太郎 / Kentaro abe

皆でミュンヘンのオクトーバーフェストへ向かう列車の中にて




ブログ開始のご挨拶

皆さん、こんにちは!

慶應義塾大学経済学部3年 榎本高之と申します。

現在同大学の交換留学制度を利用し、フランス、パリ近郊のESSEC Business Schoolに留学しています。

本ブログは、フランスに留学中の日本人大学生がリレー形式でフランス留学の魅力をお伝えしていくものです。時にはフランス滞在中の社会人の皆様や留学生OB、あるいは現地の学生など、現在の留学生に限らずフランスに関係のある方々をゲストとしてお呼びし、投稿をお願いすることも考えています。投稿メンバーは順次拡大中です!

また本ブログは、フランス政府留学局・日本支局のスポンサーを受け、同局の公式ブログとして公開される予定です(公式ブログ化は2013年内~年明けを予定しています)。


さて、本ブログの趣旨や目的を纏めてみます。


【フランス留学生ブログとは?】

フランスに留学中の日本人大学生が、五感で感じたフランス留学の魅力を日本人の皆様にお伝えするブログ。留学に限らず、フランスそのものの魅力をお伝えします!


【どんな人たちが投稿するの?】

現在フランスに留学している日本人大学生がメイン投稿者となるほか、現地滞在中の社会人の皆様や、留学OB、現地学生などに投稿を随時お願いし、様々な視点からフランスを語っていただく場をつくりたいと考えています。


【ブログ設立の経緯は?】

仏大使館ページ、仏留学局ページに留学生による生の声が少ないことから、公式ブログの設置を提案し、ご快諾頂いたことがきっかけ。その後ブログ計画を進め、メンバーを増やしながら公開に至りました。


【ブログを読むといったい何が得られるの?】

フランス留学それ自体はもちろんのこと、フランス文化、ヨーロッパ諸外国のリポート、その他現地生活者だからこそお伝えできるフランスの魅力を様々な視点から体感することができます。留学を考えている方だけでなく、その他の目的でのフランス滞在や、短期旅行、ヨーロッパの雰囲気を味わいたい方も必見です!


留学の本分、勉強!!と並行しながらのリポートとなるため必ずしもたくさんの時間を割くことはできませんが、少しでも多くの皆様に、フランスの魅力をお伝えできれば幸いです。


 それでは、これから宜しくお願い致します!


慶應義塾大学経済学部3年 (ESSEC Business School留学中)

榎本高之/ Takayuki Enomoto


初めてパリを訪れた日。いい天気!
後方には凱旋門。シャンゼリゼ通りからの一枚。