2018年2月13日火曜日

フランスに来て気づいたこと、日本とのギャップ


 ボンジュール!リヨン政治学院に留学中の中央大学法学部の齋藤幸彦です。
 すっかり年も明けて2018年にも慣れた頃でしょうか?そんな僕は先日トルコ旅行に行ってきました。トルコ人に絨毯買わされそうになったり、若干ぼったくられたりしましたが、トルコはとてもいい国でした。皆さん行ってみてくださいね。(今からはちゃんとフランスの話をします。)

 今回のトピックは【フランスに来て気づいたこと、日本とのギャップ】です。あくまで個人的な意見ですので、参考までに読んでください。



1、      スーパーのレジ
 フランスのスーパーのレジは日本と比べて遅いです。日本だったら、店員さんが違うかごに移しながら商品を登録してくれて、お会計をした後にお客さんが違う場所でバックに詰めるのが一般的ですが、フランスは違います。
 フランスでは、お客さんはベルトコンベア的なものの上に商品を全部置いて、それを店員さんが一つ一つ登録してから横に流します。お客さんは商品をその場でバックに詰めて、それからお会計です。
 
 みなさんお分かりでしょうか、フランスではお客さんが商品をバックに詰めている時間を列に並んでいる全員が待たなくてはいけません。
 さらに、お客さんと店員さんがしばらく雑談しているなんてこともよくあります。

 フランス人の友達に聞いた話ですが、長蛇の列ができているのに、店員同士が週末の予定について盛り上がってレジが昨日していなかったことがあったそうです。
 彼が言うには、それがフランスだそうです。効率も大事だけど、人との会話も大事なんだとか。
 日本ではそういった光景はあまり見ませんよね。



2、      信号
 歩行者はみんな信号無視します。信号の色が赤でも車が来てなければみんな渡ります。ただし、自己責任です。
 オランダに旅行に行ったときもみんなそんな感じだったので、ヨーロッパだと信号無視する国は多いのかなと勝手に思っています。
 安心してください。車は信号守ってくれますよ。ただし、スピードは速いです。
 付け加えていうと、フランスに来てからカーブミラーを見かけた覚えがありません。リヨンだけなのかな?意見お待ちしております。


3、      あいさつ
 日本でもあいさつはとても大事なことだと思われていますが、フランスではもっと大事です。
 お店に入る時も、店の人にBonjour. 出るときも、Merci, au revoir. です。スーパーのレジ打ちの人にもあいさつです。
 あいさつしなかったら少し不快に思われてしまうでしょう。気を付けましょう。

4、      授業
 大教室であっても、学生は疑問点があれば手を挙げて質問します。悲しいことに、日本ではあまり見かけない光景かもしれませんね。大学や授業に拠るかもしれませんが、、、
 そして、手を挙げるときは人差し指を立てて(ヨーロッパでは一般的なのかな?)質問します。これまた日本とは違いますね。
 また、ノートテイキングはほぼほぼの人がパソコンを使っています。みんなデジタルぅ~。



 さて、いかがだったでしょうか、日常から授業までの何気ない違い、僕が感じたギャップでした。
他にも、多くの女性が煙草をスパスパして道端にポイポイしていたり、フランスのサランラップが全然役に立たないことなど、些細なギャップはたくさんあります。
皆さんがフランスに来てから気づくことはたくさんあるでしょう。文化的なギャップだったり、政治、社会的なギャップ。様々な違いに気づかされるかもしれません。その気づきも大事な経験となることでしょう。そして、それらを受け入れ、理解することのできる自分がいることにも気づくかもしれません。
あなたの留学が気づきにあふれていることを願います。
では!