2015年5月27日水曜日

パリ社会人×学生交流会(5月10日) -

こんにちは、パリ政治学院留学中の齋藤勇希です!

留学も終えて人がぼちぼち帰り始めている今日この頃ですね、寂しいですね。

齋藤ははや日本に帰ってしまいました笑

フランス留学を終えての所感を綴ってみたい人はぜひブログ記事を応募してください!^^



さて、今回は5月10日に行われた「パリ社会人学生交流会」についての記事を書かせていただきたいと思います。

齋藤が割と頑張って企画しました。

11303534_532326250239473_801680870_n        (10月20日〜22日に開催される「ワールド・フォーラム第9回」の告知をしてくれた


        ラファエルさん。CSRをテーマにしたフォーラムらしく、世界中から


        CSRエキスパートや有力企業を集めて各国でのビジョンについて語って


        いただくものとなるようです。学生もネットでの参加が可能だそうなので


        是非チェックしてみてください!)




まず何よりも、お忙しい中集まってくださった9人の社会人の方々(含フランス人一人)、13人の参加学生のみんな(ストラスブール、クレルモンフェランなど遠方からわざわざパリに来てくれた人たちもいました!)、そして4人の運営メンバー、誰が欠けてもあのような会は開催できませんでした。皆さん本当にありがとうございます。

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      (開催に当たっていろいろと助力して下さったエコールポリテクニークの郡山教授のご挨拶)




この会の趣旨は、①せっかく日本では滅多に会うことのない日本人がパリでは簡単に会えるのだから、この機会を利用して自分の専門・大学・職場以外の人と意見交換して刺激を受け合い、②留学終了を間近に控えた学生・帰国が迫っている学生がいる中で、母語だからこそできる深い話をして将来についてみんなで考えてみよう、というものです。

学生にメリットがあるのはもちろん、社会人の方々としても学生に会って刺激を受けるのは貴重なことのようです。アンケートでも、社会人の方の参加動機としては「若い学生と触れ合えて刺激をもらえると思ったから」といった内容のものが多かったですね!

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さて、この交流会の構成は大きく分けて①人生の大事な岐路で何を重視するべきか、自分の人生にとって大切なものとは何か、そしてそれをもとにフランスで働くということについて考えるグループディスカッション、②立食形式の(立食と言っても学生主催なので大したものは出せませんでしたが笑)フリートークセッションでした。



自分は全体の司会進行をしていたので各グループでのディスカッションの模様については各グループのファシリテーターをやってくれた方々にブログ執筆をお願いしましたが、一応どんなものだったのかを少々。

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カジュアルな素朴な疑問(ぶったけた具体的な採用の質問とか語学力の質問とか)を社会人にぶつけるだけならそれぞれの学生が社会人にアポを取ったり大学の同窓会、その他の日本人ネットワークに接触して自分で聞けばよいので、今回せっかくこうして特別に会を開くのだから、一味違った会にしたいと考えました。



ディスカッションのテーマもそれを反映したものとなっており、



【グループディスカッションテーマ】
(0)自分が人生で大切にしていることとは?
(1)人生の転機となったこと、今につながっていると思うことは何か?その転機で大事にした価値観は何なのか?
(2)フランスで日本人が働くことの良さや苦労話・日本人だからこその強みは何か?

というものにしました。

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アンケートにもそういう声があったように、20年くらいしか生きていない学生に人生の転機を聞くことはやや乱暴だったものの、普段は語らないような話のレベルでディスカッションをしたことは学生たち、そして社会人の方々にとっても大きな刺激となったようです。



この会の会場は齋藤の友人Xavier Pinon氏の、パリは15区にあるSelectraという会社のオフィスでしたが(電力・ガス会社の比較をサポートする会社。詳細はホームページをご覧ください。2016年度の日本の電力供給規制緩和に際し日本にも進出予定だそうです。 http://selectra.info/ )、フリートークセッションも素敵なテラスで優雅なパリの午後を過ごしながらの雑談タイムとなり、企画者が言うのもアレですが良い時間になりました笑

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         (当日来られなかったSelectra社長Xavier氏が残してくれたビデオレター)




参加社会人の方は大学教授の方から医療関係者の方からフリーライターの方から国際交流基金の方から民間企業の方から(本当はパティシェの方、日本語教師の方もお呼びしたんですが、残念ながら直前に都合がつかなくなってしまいダメでした)、そして学生もあまり偏りなくパリ中、そしてストラスブールやクレルモンフェランなど遠くからも来てくれました。

自分なりには意見や背景の異なる参加者を集めていい化学変化を生むために多様性を確保しようとしたつもりでしたが、アンケートの結果では多様性が感じられなかったという声もちらほらありました(学生は高学歴学生という範囲の中では多様性あったという声もありました)。



とにもかくにも、大変ためになったという声が多数寄せられ、今後も是非続けていってほしいといううれしいお言葉をたくさんいただきました。



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こういう交流活動、もっと言うとフランス留学学生会のようなコミュニティは継続が難しいということでしたが、有意義な活動だという自負はあるので、次期の代表・地域交流担当の学生にもぜひ続けて頑張っていってほしいと思います。

齋藤も老害にならない程度に笑サポートしていきたいと思います^^



では、これだけだとなんか堅苦しい裏方話みたいになっちゃうのでこのへんで笑、

運営を手伝ってくれた人たち、参加学生たちの投稿を待ちます!



留学が終わった人も、留学がまだ残っている方も、そしてこれから留学に来る人もそれぞれに頑張りましょう!

留学が(特に海外経験の少ない学生にとって)とてつもなく大きな重要な機会であることは間違いありませんが、留学はそこだけ人生のほかの時期から切り離された時間などではなく、始まる前からも、そして終わった後にもずっと続いていくものです(と思っています)。

この学生会の目的も、留学前、中、後の学生・日本人フランス関係者のネットワーク形成を手伝うことを目的としているので、この交流会を来期の学生会に繋げ、またこの交流会で作られたネットワークが次に繋がっていってほしいなというのが企画者の想いです。



それでは改めて協力してくださったすべての方、参加してくださったすべての社会人と日本人の方、本当にありがとうございました!

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