こんにちは!ESSEC留学中の榎本高之です。
今回は(滞在可能性のある人なら気になるであろう)パリの物価事情について書いてみます。郊外にいくほど当然安くなるので、参考までに。また、2013年秋現在の為替レートである、1ユーロ130-139円程度(だいぶ幅ありますが。)という前提で話します。
【物価ダイジェスト】
全体的に日本より高い。笑 でも、円安の影響で仕方ないかな、程度の価格差ではあります。ただし、外食だけは明らかに高い。
【テーマ別詳細】
・外食はほぼ全てたっかい!ファストフードも含めて。唯一いいなと思うのは、チェーンでない個人パン屋がクロワッサンを筆頭に安いこと、カフェの数が半端なく多いこと。
昼食は最低10ユーロ、夕食は最低20ユーロをみておくといいかな。もちろん、特に夕食は天井知らずなので、この金額はあくまでもボトムです。ファストフード店、たとえばマクドナルドでも、10ユーロ弱はかかります。
フレンチスタイルピザとビールで11ユーロ(昼からのんでてすいません)。ちなみに僕は左。 |
自宅から徒歩3分のマクドナルドにて。このありがちなセットで8.5ユーロ。 |
・したがって、必然的に自炊へのインセンティブが強く働く。食材自体はけっこう安いです!円安の影響で日本より少しだけ高く感じるけど、まあそこまででもない。
・やはりワインは大変安く、スーパーで€10のものを買ったならそれは十分美味しいワインでしょう。なにせ€2から複数種類のワインが並び、€5だせばかなりの選択肢が現れます。
・住居費は、パリでオールプライベートの個室に住もうと思ったら最低月€700はかかります。現在(2013年秋)のレートだと10万円程度ですね。人によっては€1000以上払っています。オールプライベートへの欲望を捨てれば(笑)かなり安くなるようです。キッチンシェアのやや狭い学生向け個室に住んでいる友達は、€530と言っていました。
少し郊外に出れば、当然安くなっていきます。僕は電車で市外に30分ぐらい北西にいったところに住んでいて、広めなオールプライベートで€580。パリ中心部なら€900はすると思います。
さすが富裕層の街、全体的に高めな住居費ですが、しかし!!仏政府が学生には住宅補助を出してくれます。これは住居の部屋面積に応じて支払われ、僕のところには€208補助されます(まだ支給されていません、遅いです!もちろん遅れた分も遡って支給されますが)。
・電車はパリ市内の地下鉄は片道€1.7。これは日本と比べても安いですね。市内を出るとどんどん上がっていって、たとえばESSECの最寄駅から30分かけてパリ市内に入る場合、片道€5.8かかります。これは高い!ただし、週末は一日乗り放題€8.1というのがあります。
・バスは安いです。空港からESSECまで1時間かけて行っても€2。パリ市内なら、上記の地下鉄と同じ切符で€1.7。
・タクシーは日本と同じくらい、つまり高いです!初乗りは日本より安いので、短距離なら若干お得感あるかも。
・一般的な観光施設(美術館、凱旋門やエッフェル塔などランドマーク、博物館、などなど)は日本と同じぐらいかな。といっても、学生は大概割引が効くのでお得感あり。留学生含め、EU圏内の学生証をもっていると大抵の美術館に無料で入れます。ルーブルもオルセーを始めとする多くの美術館も、博物館も無料。すごい。
・芸術鑑賞については、例えば日本と比べれば圧倒的に割安だと思います。先日観たバレエは席に応じ€92~€10。特に学生には相当優しく、先日パレ・ガルニエにてバレエを観た際には、€92の一等席が学生には€20でした。オペラ・バスティーユというもう一つの著名な劇場では、立見席€5というのも販売されることが多くあります。
【結局為替じゃん、というおはなし】
みてください。(Yahoo!JAPANファイナンスより)
縦軸は1ユーロあたりの日本円、横軸は月です。(1月、5月、9月の表示があります)
はあ、一年ちょっと前は1ユーロ100円切ってたんだよなあ…
アベノミクスってすげえと思っている皆さん、海外旅行者にとっては円安は「大問題」です!お忘れなきよう。笑
今回はこんなところで!
榎本
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