はじめまして。
慶應義塾大学法学部政治学科3年の城島未来です。
私は今、大学を休学し
パリにあるソルボンヌ・ヌーヴェル(パリ第三大学)にて語学の勉強をしています。
パリにあるソルボンヌ・ヌーヴェル(パリ第三大学)にて語学の勉強をしています。
今回はここまで来た私の経緯や堅苦しい大学の歴史・勉学についてはすっとばして、
パリで留学することの面白さを私の等身代の目線で書かせていただきます。
それでは、短いのでどうぞ!
【語学留学と言うと・・・】
「フランスへは何を勉強しに来たの?」
まずフランス人と話をするときに、最初に聞かれるのはこれです。
もちろん、日本にも海外からの留学生がいたらこう聞くのはごくあたりまえのことですよね。そこで私が、
「フランス語を学びに来たんです。」と言うと、
多くの人が「それだけ・・・?」と聞き返してきます。
日本ではそれほど不思議なことではないはずなのに、
なぜなのでしょうか。
こう聞かれる理由の一つとして、
“エラスムス”の存在があることは否定できません。
欧州における学生の流動化を促すことを目的とした交換留学システム
“エラスムス計画(ERASMUS, European Region Action Scheme for the Mobility of University Students)”
をとても身近に感じるここパリでは、専門もなくただフランス語の勉強に来たということがとても不思議に思われることがあります。それもそのはず、ここに留学に来ている“エラスムス学生”のスペイン人、イタリア人たちは、ごく当たり前のようにフランス語を聞き取り、話し、書き、論文を読みディベートで火花を散らしているのです。(英語は当たり前。。)
“エラスムス計画(ERASMUS, European Region Action Scheme for the Mobility of University Students)”
をとても身近に感じるここパリでは、専門もなくただフランス語の勉強に来たということがとても不思議に思われることがあります。それもそのはず、ここに留学に来ている“エラスムス学生”のスペイン人、イタリア人たちは、ごく当たり前のようにフランス語を聞き取り、話し、書き、論文を読みディベートで火花を散らしているのです。(英語は当たり前。。)
この“エラスムス”を題材にした
という青春映画もここフランスで2002年に製作され、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録しました。コメディということもあり少々偏りがある内容ですが、興味がある方はイメージの一助となればラッキー、くらいの気持ちでご覧になってみて下さい。
しかし「欧州の」といっても、ここでは「留学生」=「ERUSMUS」というイメージ。
私のようなどこからどう見てもアジア人の学生ですら「エラスムスで来たの?」と聞かれます。
その時はもちろん、
「そう!エラスムスの学生!」と答えます(ダメ)
ついでに、エラスムスのパーティにも参加します。
そのついでに、
エラスムスの旅行にも参加します。(もうなんでもアリ)
古城が建ち並ぶロワール地方にて、ロシア、レバノン、フランスからの学生たちと。
「エラスムスの」とは言っても、この旅行はパリの学生たちにより運営されたもので、世界中から集まった留学生たちを格安でフランス国内にとどまらずベルギー、ロンドンなどの隣国へツアーしてくれるもので、特にここでもエラスムスと他の留学生との間に区別はつけません。留学生たちをホストするこのような団体はパリには数え切れないほどあり、毎週のようにどこかでイベントが企画されています。
パリでは、このように留学生に対する現地の学生たちの意識が、まるっきり日本のそれとは違います。他のフランスの街々に比べて物価は高いし、人がせわしなく行きかう忙しい街パリですが、このような点からもパリで暮らすことのメリットは大いにあると思います。
今後も、ソルボンヌ大学について、自分の勉強していること、寮での暮らしなど、私なりの目線で細かく追っていければと思います。
【2013.11.19 城島】
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