2019/2020年度 フランス留学学生会 第一回目の記事です。
今回は【各大学紹介】として、パリ政治学院 、L'Institut d'études politiques de Paris 通称 Sciences Po の紹介です。
現在、パリ政治学院に交換留学中、京都大学在学中のYさん執筆です。
紹介
Bonjour! 現在パリ政治学院に留学をしている、京都大学のYと申します。
今回は、パリ政治学院における授業の様子や履修のコツについて書いていきたいと思います。
私が秋学期にとった授業
月 | フランス語B1 |
Gender and Development | |
火 | Strategic Studies |
水 | « Rebels », « Bandits », « Fighters »?: Assessing Contestation In The Sahara-Sahel Region |
Gender in the Middle East. | |
木 | フランス語B1 |
UNPK (United Nations Peace Keeping) | |
金 | 無し |
履修する上でのアドバイス
まず、パリ政治学院では授業が2時間なので、1日に連続して3個以上の授業を取ると途中で燃え尽きます。したがって、そのあたりのバランスを考えて履修を行うことをお勧めします。また、月曜日か金曜日に授業がない日を入れると3連休になってヨーロッパ内の小旅行がしやすくなるのでオススメです。
また、履修登録はオンライン上で早い者勝ちなので、開始3分前くらいからスタンバイしないと履修したいものが取れないので注意が必要です。
さらに、個人的意見としては語学の授業は非常に当たり外れが多く、私はハズレだったのであまりオススメはしません。自学自習ができるなら特に取る必要は感じなかったです。
オススメの授業
個人的に非常に興味深かったのは「Strategic Studies」です。 兵器が戦争でもたらす効果や戦術について学日ました。核兵器の危険性と必要性といった理想主義と現実主義が衝突する場合に私たちはどうするべきか等、私の大学では学べないような内容でとても面白かったです。
また、「« Rebels », « Bandits », « Fighters »?: Assessing Contestation In The SaharaーSahel Region」の授業も自分にとってはとても新鮮で面白かったです。この授業ではマリを中心にサハラサヘル地域に住む民族トゥアレグや、テロリストグループ、さらにはアルジェリアやリビヤのカダフィ政権との関係性を学びました。これらのトピックも私の大学ではあまり扱わないため、掘り下げることできたのは良い印象として残っています。
ただ、授業が水曜の朝8:30からだったり、課題が他の授業に比べて飛び抜けて多いこと(プレゼン2回、毎週の課題論文、いつあるかわからない抜き打ちテスト、ファイナルペーパー、そしてもちろん出席。対して他の授業は多くてプレゼン1回、ファイナルペーパー、課題論文、出席)などは大変でしたが、以前この地域の宗主国であったフランスらしい授業が取れてとても満足しています。
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