2018年4月20日金曜日

ESSEC留学体験記

はじめまして、こんにちは。
昨年8月末からESSEC Business Schoolに留学中の福田真子と申します。
日本では慶應義塾大学に在籍しており、ミクロ経済学を中心に学んでいました。こちらのブログにはお世話になったので、今度は自分が書く側になったと思うと感慨深いです

ESSECについては先輩が詳しく書かれているので、今回は簡単にご紹介したのち、
Global BBA Programについて Cergyについて 授業について
を中心にお送りします。;)

ESSECってどんな学校?
ESSECとはフランスの商業系グランゼコールのひとつ。グランゼコールとはフランス特有の学校制度で、理工学・商学・政治学等のみ設置されているエリート養成機関。日本語では大学院大学と訳されることが多く、他にはシアンスポやエコールポリテクニーク、HECなどがこれに属します。ESSECはラグジュアリービジネスに関して強みがある学校です。

また、ESSECの先生から伺ったお話なのですが、ESSEC内で学士修士と進めるのはトップの23人だけなんだそう。これはESSECが生徒に多様な環境を経験させたいと考えているためなんだとか。学士課程で2度の留学が必修であることからもこのことがうかがえますね。


ESSEC Global BBA Programについて
 BBAとは"Bachelor in Business Administration"の略で、経営学の学士課程を指します。ババアじゃないよ。

(グルワでもよく使われるカフェテリア)

BBA Programでは留学生が全体の約30%を占めます。秋学期は3,4年のCergy + Singapore trackの正規生が500人に対して、留学生は250人でした。正規生は半期ごとの交換留学・インターンが必修であり、半期留学生が多いのもあって、Cergy campusにいるメンバーがワンセメスターごとにガラッと変わるのも特徴的です。

授業は多くても1クラス40-50人程度で、ほぼ全てのクラスで5人ずつに分かれてグループワークを行います。そして、このグループワークが最終評価の40-60%を占めます。また、ほぼ全てのクラスが英・仏語両方で開講されているので、フランス語未習者でも好きなように履修を組むことができます。(ただしスペイン語・中国語などの語学クラスはフランス語のみのことが多いです。)

Cergyについて

                                                          (キャンパス近くの公園の風景)

                                                            (9月ごろやっていたお祭り)


キャンパスのあるセルジーはパリから北西に30km離れた場所にあります。パリまではRERという高速鉄道で40分程度なので、休日には美術館やショッピングなど気軽に楽しむことができます♪(よく言われる話ですが、フランスは学生証を見せると無料で入れる美術館が多いので、アートや歴史に関心がある方にはオススメです。)

イメージとしては、パリが東京ならセルジーは千葉っぽいところで、華やかさはないけど便利な住宅街です。駅・学校・ショッピングセンターが近接しているので、授業前後に用事を済ませやすいところも気に入っています。運が良ければ近くのスーパーは日曜祝日特別営業していることも!駅からシャルルドゴール空港まで直通のバスが出ているのもいいところですね。
ただし治安はあまりよくないので、夜はできるだけひとりで出歩かないようにしていました。

授業について


授業は一コマ3時間で、途中15-30分程度の休憩があります。
とはいってもずっと講義形式で続くのではなく、半分はグループワークやプレゼンに充てられることが多いので、実質的に教授が話している時間は日本と変わらないと思います。

ここでせっかくなので、私が先学期履修した授業を一部紹介します

Communication
プロモーションについての授業。前半は講義形式、後半はグループワークで、毎回最後にランダムでプレゼン。評価は、授業内グルワが15%、中間課題(グループ)25%、テストが60%という配分です。

グループワークでは、マクドナルドやコカ・コーラ、Apple WatchKIKO(ミラノのコスメブランド)Airbnbなど様々なプロモーションを取り上げて、

ブランドの状況分析 マーケティング/コミュニケーションそれぞれのターゲット設定 マーケティング/コミュニケーションそれぞれの目標設定 コミュニケーション内容の設定 プロモーション手段やメディアの設定 結果評価

という枠組みで分析していました。

先学期取った中では一番講義が整然としていてわかりやすく、畑違いの私にとってありがたい授業でした。毎回このフレームワークを使って考えることでマーケティングでの考え方に少し慣れることができ、他の苦戦していた授業にも役立てることができました。

Luxury Marketing
ESSECの看板授業、ラグジュアリーマーケティング。履修登録のときには1分経たず満員になってしまう人気っぷりで、取れなかった子から“I’m jealous of you!! Why did I come to ESSEC⁉”ってよく冗談交じりに言われました()

この授業では、Luxury Brandの特徴や消費者行動、プロモーション、ブランディングやリテイリングについて学んでいきます。評価は、中間課題(グループ)35%、エッセイが50%、テストが15%で個人評価の比重が大きめです。

グループワークは、あるファッションブランドのリブランディングを考えるものでした。
エッセイは2パートに分かれています。前半は事前に決められた5店舗+任意の2店舗に客として行き、
「①店舗の環境(デザイン、音楽など) 他の顧客(特徴やどんな会話をしているかなど) 販売員(ドレスコードや振舞いについて) 商品の扱い方やストーリーテリング(セールストーク)
のフレームワークに沿って分析します。
このパートで難しかったのは客として振舞いながら分析する視点も忘れちゃいけない点ですね!ESSECの生徒だとバレたら負けです()。なので、「母の誕生日に渡す時計を探していて…母はこんなデザインが好みで、予算はこれくらいで…」というように、細かく設定を作りこむのが重要です。ちなみに私の指定店舗はDior(3店舗)CartierShang Xiaでした。
後半は、講義と前半パート・過去の経験をもとに、「ブランドはどうやってLuxury Experienceを作っているのか?」について書きます。

個人的には一番楽しみにしていた授業で、講義もブティック巡りもとても面白かったです。なかにはDiorChanelでのセールス経験のある生徒さんもいたので授業内でのディスカッションが興味深かったです。

最後に
私自身がESSECに決めた理由は大きく二つあります。

ひとつは、中高生の頃60年代のフランス映画が大好きで、その土地で生活者として、かつ学部生として興味のあることを学べるのは交換留学が利用できる今しかないと思ったこと。
ふたつめに、ミクロを学んでいて、実際に企業がどんな過程を経て戦略を立てているのか別の側面から学んでみたくなったこと。これはビジネススクールに絞った理由になり、その中でもブランディングに興味を持ったのがESSECに決めたきっかけです。

実際フランスに来てみて、自分で決めた専門外の分野・違う形式という理由でかなり苦しみましたし(当たり前)、なんのために来たのかな情けないな~と思ったこともあったけれど、段々慣れてきたら個々の授業の繋がりや面白さを見出す余裕もでき、結果的に良い秋学期を過ごせたと思っています。

以上、ESSECでの生活について書きましたがいかがでしたでしょうか?ESSECはもちろん、フランス留学に興味を持ってくださる方が増えたら嬉しいです。それでは

福田 真子

2018年3月20日火曜日

1人暮らしの一日

こんばんは♩パリ政治学院に交換留学をしています、西田美帆です。

今日は1人暮らしの1日を紹介します。

【学校のある日】
~8:00 起床
~9:00 朝の支度
~9:30 朝ごはん*
~10:00 - 17:00 学校 ( 定期を使ってメトロで通学。20分程度で到着して、
2時間1コマの授業を日によって2つか、3つ受けます。)
~19:00 友人とレストランで外食 ( ビストロや、学校近くのレストランで、
友人のオススメを聞いてそこに行くことが多いです
☺︎現地の人の口コミが1番信頼できます。)
~22:00 帰宅
~24:00 勉強 ( 1つ1つの授業につき毎週大量のreadingが課されるのでそれをこなします。
夜だけでは足りないので、授業の合間に図書館へ行ったり、休日を利用したり。
プレゼンテーションの準備や、テストの準備、で勉強をしなくてokな時期は中々ありません。)

~1:00 就寝

【学校のない日】
~9:00 起床
~10:00 朝の支度 (部屋の掃除+洗濯機回す)*
~11:00 朝ごはん*
~13:00 友人とランチ
~16:00 帰宅
~17:00 勉強 (日曜日は学校の図書館が開いていないので、
市内にある自宅付近の図書館で集中して勉強したりしています。)
~19:00 夕飯自炊*
~21:00 勉強 (寝る前に残っているreadingをこなします)
~23:00 就寝

1例ですが参考になりましたでしょうか。。。?

合間時間に、朝ごはんや夜ご飯、何を食べようか考えて、
帰宅の際にスーパーによって食材をかうようにしています。

中々毎日自炊は大変なので、最低週に1度は友人勉強の息抜きも兼ねてしっかりランチをしたり、
ディナーをしています。

あるいは、映画を見たり、お茶をしに行ったり、ケーキを食べにいくなど、余暇を楽しむようにしています!

*詳細

[ 朝ごはん ] は、パンを買ってチーズに挟むのがおススメ。簡単ですっごく美味しいです。
(1番楽なのは、シリアルとかヨーグルト。時間がない時の1人暮らしの味方です。)

[ 昼ごはん ] は、タッパーを買って自分で準備できる時はします。
サンドウィッチとか...なんだかんだ忙しくて中々出来ませんが、パリは高いものばかりなので、こつこつ節約が大切。

[ 夜ごはん ] は、しっかり自炊。栄養をとる必要があるので、お肉だったり野菜だったり、
食べたいものを作ります。その際に材料はあまりケチらないようにしています。健康第一!

[ 洗濯 ] は、基本的に週に1回!お洋服や、下着、靴下などは大量にあればあるほど困りません。

[ 掃除 ] キッチンや、シャワー、トイレなどもしとてかり掃除しないといけないのが、
1人暮らしの大変なところ。フランスに来てから、洗剤液などは買いました。
スーパーで簡単に手に入ります。
(綺麗になるとスッキリするので、案外苦じゃないですよ♡)

{あれこれ}
ひとり暮らしは、未経験者にとって、最初は大変かもしれません。
自炊とか、特に体調を崩した時、誰も助けてくれないのでそういう時はとにかく孤独感を感じます。
が、そのおかげで体調管理も出来るようになりますし、料理もできるようになる、
(部屋が汚くても、友達と自由に遊べて夜が少し遅くなっても誰にも怒られない、
笑)慣れてしまえば楽しい経験ですよ♩

2018年2月13日火曜日

フランスに来て気づいたこと、日本とのギャップ


 ボンジュール!リヨン政治学院に留学中の中央大学法学部の齋藤幸彦です。
 すっかり年も明けて2018年にも慣れた頃でしょうか?そんな僕は先日トルコ旅行に行ってきました。トルコ人に絨毯買わされそうになったり、若干ぼったくられたりしましたが、トルコはとてもいい国でした。皆さん行ってみてくださいね。(今からはちゃんとフランスの話をします。)

 今回のトピックは【フランスに来て気づいたこと、日本とのギャップ】です。あくまで個人的な意見ですので、参考までに読んでください。



1、      スーパーのレジ
 フランスのスーパーのレジは日本と比べて遅いです。日本だったら、店員さんが違うかごに移しながら商品を登録してくれて、お会計をした後にお客さんが違う場所でバックに詰めるのが一般的ですが、フランスは違います。
 フランスでは、お客さんはベルトコンベア的なものの上に商品を全部置いて、それを店員さんが一つ一つ登録してから横に流します。お客さんは商品をその場でバックに詰めて、それからお会計です。
 
 みなさんお分かりでしょうか、フランスではお客さんが商品をバックに詰めている時間を列に並んでいる全員が待たなくてはいけません。
 さらに、お客さんと店員さんがしばらく雑談しているなんてこともよくあります。

 フランス人の友達に聞いた話ですが、長蛇の列ができているのに、店員同士が週末の予定について盛り上がってレジが昨日していなかったことがあったそうです。
 彼が言うには、それがフランスだそうです。効率も大事だけど、人との会話も大事なんだとか。
 日本ではそういった光景はあまり見ませんよね。



2、      信号
 歩行者はみんな信号無視します。信号の色が赤でも車が来てなければみんな渡ります。ただし、自己責任です。
 オランダに旅行に行ったときもみんなそんな感じだったので、ヨーロッパだと信号無視する国は多いのかなと勝手に思っています。
 安心してください。車は信号守ってくれますよ。ただし、スピードは速いです。
 付け加えていうと、フランスに来てからカーブミラーを見かけた覚えがありません。リヨンだけなのかな?意見お待ちしております。


3、      あいさつ
 日本でもあいさつはとても大事なことだと思われていますが、フランスではもっと大事です。
 お店に入る時も、店の人にBonjour. 出るときも、Merci, au revoir. です。スーパーのレジ打ちの人にもあいさつです。
 あいさつしなかったら少し不快に思われてしまうでしょう。気を付けましょう。

4、      授業
 大教室であっても、学生は疑問点があれば手を挙げて質問します。悲しいことに、日本ではあまり見かけない光景かもしれませんね。大学や授業に拠るかもしれませんが、、、
 そして、手を挙げるときは人差し指を立てて(ヨーロッパでは一般的なのかな?)質問します。これまた日本とは違いますね。
 また、ノートテイキングはほぼほぼの人がパソコンを使っています。みんなデジタルぅ~。



 さて、いかがだったでしょうか、日常から授業までの何気ない違い、僕が感じたギャップでした。
他にも、多くの女性が煙草をスパスパして道端にポイポイしていたり、フランスのサランラップが全然役に立たないことなど、些細なギャップはたくさんあります。
皆さんがフランスに来てから気づくことはたくさんあるでしょう。文化的なギャップだったり、政治、社会的なギャップ。様々な違いに気づかされるかもしれません。その気づきも大事な経験となることでしょう。そして、それらを受け入れ、理解することのできる自分がいることにも気づくかもしれません。
あなたの留学が気づきにあふれていることを願います。
では!