2016年3月23日水曜日

海辺の街ル・アーブルの大学生活

こんにちは!
慶應義塾大学経済学部からパリ政治学院ル・アーブル校へダブルディグリー留学をしている1年の津久井理紗です。
ル・アーブルについての情報が少ない!ということで、
少しでも皆さんにこちらの生活について知って頂けたらと思い、
ブログを書きました。
プログラムに応募することを考えている方には多少なりとも参考になれば嬉しいですJ

今回は、学校についてとル・アーブルでの生活を中心にご紹介したいと思います。


まず、学校はこちらの左側に見えている建物です。

海辺に立っている近代的な建物で、右側半分を使用しています。一学年140人ほどといった少人数なキャンパスのため、学年全員の顔と名前が分かるとてもアットホームなキャンパスです。
パリ政治学院は3年間で卒業なのですが、3年目は海外留学を義務付けています。そのため、このキャンパスでは2学年が共に過ごしています。

また、パリ政治学院ル・アーブル校はヨーロッパアジアキャンパスで、印象では欧米人とアジア人が半分ずつという感じでしょうか。
ヨーロッパアジアキャンパスというのは、パリ政治学院はキャンパスがフランス各地に8か所あり、それぞれにヨーロッパとどこの関係を中心に学ぶキャンパスなのかを定めています。(パリ校とリヨン校以外)
ル・アーブル校はアジアキャンパスのため、アジアに関係する授業も大変多く、ヨーロッパにいながら、双方の関係を総合的に学ぶことができます。
そのため、アジアに興味のあるフランス人も多く、初めの2年間をフランスで、3年目をまた日本でともに過ごすことになる友達もいて、一生もののつながりを持つことができることもいいですね。
また、本当に国際色豊かなキャンパスで、ダブルディグリーを結んでいるのは慶應だけでなく、コロンビア大学、ブリティッシュコロンビア大学、そして来年からはカリフォルニア大学バークレー校とのダブルディグリーも始まるようです。
周りを優秀な方に囲まれながら過ごす2年間は刺激的でハードながらも、充実感に満たされることと思います。

授業については、ダブルディグリーのため、正規入学者と同じプログラムで構成されています。そのため、1年生の間は必修がほとんどを占めていて、交換留学生に比べてコマ数が圧倒的に多い印象を受けます。
1年生の間は、fundamentalと呼ばれるmicro economics, macro economics, political institution, political science, history, sociologyを中心に勉強します。
2年生になると、economics, law, historyのそれぞれのmajorに分かれるので、より専門的な勉強には入ります。慶應からのダブルディグリーの場合はeconomicsを専門にすることが決められています。

続いてル・アーブルについてです!
ル・アーブルは画家クロード・モネが育った場所でもあり、かの有名な“印象・日の出”のモデルになった場所です。




実は街自体が世界遺産に登録されており、ビーチの方に行けば、建築家オーギュスト・ペレの手がけた建物など近代的な建物もあります。
エンターテインメントはあまりありませんが、ビーチに遊びに行ったり、友人たちとパーティーを開いたりそれぞれの国の料理を作りあったり、大好きなタイ料理を食べに行ったりと学生との交流を楽しんでいます。また、パリへは電車で2時間強、またバスを使えば大変安く行くことが出来ますので、1カ月に1回から2回ほど遊びに行きリフレッシュして帰ってきます。


簡単にこちらでの生活をご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
充実したプログラムだと思いますので興味を持ってくださる方が増えると嬉しいです!

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